校長挨拶

 三井高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校ホームページは令和7年4月にリニューアルしました。
 本校は、大正3年にここ松崎に松崎実業女学校として開校し、三井高等女学校を経て、昨年創立110周年を迎えた歴史と伝統を誇る普通科の高等学校です。人間尊重の精神を基底とし、校訓「自律、礼節、剛健」のもと、「己にうち克ち、師友ともに尊敬しあい、身も心も健やかな若人であれ」を具現化する教育を実践し、保護者・地域から支援・信頼される学校づくりに努めています。

 

 本校は普通科の高校でありながら、「スポーツ健康コース」、「福祉教養コース」という特色ある2つのコースを設置しており、実践的な教育を通して心と技を磨き、社会や地域の発展に貢献できる人材を育成する学校として様々な教育活動を行っております。「夢へチャレンジ!学び 励み 未来を創るMII for me」をスローガンに、特色ある教育活動をさらに推進するとともに、「MGプラン」(三井高未来ゲートウェイプラン)によって1学年から系統的にキャリア教育の充実を図ることで、生徒一人一人が自らの未来を創造する力を身につけ、地域になくてはならない人材として活躍できるよう育てております。そして、教職員一同、「どこにも負けない面倒見がいい学校」という自負を持って、生徒一人一人の教育的ニーズに応じたきめ細やかな指導や支援に努めてまいります。

 また、本校は令和4年10月に締結した小郡市との包括連携協定を契機に、小郡市や地元地域との連携・協力・支援を受けながら、地域課題の解消や地域の活性化のために様々なアイデアを生み出し解決に向けた活動を行う「小郡クエスト」(通称オゴクエ)の取り組みを進めています。生徒一人一人が、地元地域で直面している防災や魅力あるまちづくりにかかる諸課題の解決に主体的に関わっていくことを通して、これからの社会で求められる力である「自らが課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する」といった資質や能力を高めていくことで、社会の一員として、夢や目標を抱きながら、これからの地域の発展や活性化に積極的に寄与できうる人材の育成に努めてまいります。

今年はいよいよ111年目スタートの年です。本校の歴史と伝統を継承しつつ、新しい取組にも積極的に挑戦し、これからも地域に愛され、地域とともに歩む学校づくりを進めて参る所存です。今後とも皆様の温かいご支援をたまわりますようお願いいたします。

福岡県立三井高等学校長 辰島秀洋