創立100周年記念事業

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 29日(月)小郡市文化会館において、三井高校創立100周年記念事業の一環として「松山千春講演会」が開催されました。演題は「これからの若者に期待すること」。それは、「生命を引き継いでいくことの大切さ」を生徒達に伝えようとするものでした。

 

 松山さんはまず「ふるさと」の大事さにふれながら、自らが生まれ育った「足寄町」のことを紹介し、生徒に自分たちのふるさとである「小郡市」を大切にしてほしい、そしてふるさとを活性化することが、自分自身の人生を豊かにすることになると生徒に語りかけていきました。まさに、「ふるさと」を支える人材を輩出してきた三井高校にふさわしい話題で講演会は始まりました。

 

 次いで、三井高校の校訓である「自律・礼節・剛健」にふれながら、自分の人生を振り返りつつ、これらの校訓が求め、表している人間像がとても大切なものであることを生徒に訴えていかれました。

 

 

 

 そして、「人生は一方通行の片道切符。決して後戻りすることはできない。しかし、その行く先は決まっているわけではない。行き先を決めるのは君たち自身だ」と、人生の主人公として夢を持つことの大切さとさらに夢を「志すこと」の大事さを示しながら、「高校時代に自分の可能性を引き出してくれた人がいた」と人と出会うことの大切さを説き、「よく100年間、引き継いでくれた」と三井高校の長きにわたる歴史と伝統を称賛されました。そして「自分の可能性を追求していってほしい」と生徒にエールを送ってくださりました。

 

 さらに「です。」「君を忘れない」「長い夜」の3曲を披露され、「三井高校100周年おめでとうございます」とお祝いの言葉を最後に述べて、講演を締めくくりました。会場は大きな拍手に包まれました。

 

 その後、松山千春さんの講演への感謝の意味を込めて、三井高校校歌を参加者全員で合唱し、感慨深い講演会は終了しました。

 

 松山さんには、三井高校での講演の様子を、後日、御自身がパーソナリティをつとめられるラジオ番組の中でも話題にしていただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 タレントで映画監督のビートたけし(北野武)さんより、100周年を記念して自筆の絵を寄贈していただきました。また、ビデオレターで、御自身が出演されているTV番組のセットを背景にして、生徒に向けたメッセージを贈っていただきました。

 

 

     

 

 

 

西日本新聞で紹介していただきました 

 

 

 

 

 10月30日(木)、素晴らしい秋晴れの中、中庭に、創立100周年の年に、建学よりこれまでの100年の歴史を称えるとともに本校の益々の発展を祈念し、常緑やまぼうしの植樹を行いました。

 

  

 

 

創立100周年にあわせて新しく合唱曲として編曲した三井高等学校校歌も披露しました。

 

 

 

 

 

 

 野田宇太郎の生誕の地である小郡市 松崎にある福岡県立三井高等学校は、1914(大正3)年 松崎実業女学校として誕生しました。その後、幾度かの変遷を経て、1939(昭和14)年に福岡県立三井高等女学校に改組し、終戦後の1948(昭和23)年に、新学制のもと福岡県立三井高等学校となりました。2014(平成26)年の今年、創立100周年の記念の年を迎え、様々な催しを行っております。

 

 野田宇太郎と現在の三井高校とのつながりは、「福岡県立三井高等学校校歌」の誕生まで遡ります。歌詞に込められた野田宇太郎の郷土を愛する心は、本校の卒業生・在校生の心に、幾万回と愛唱され続ける校歌を通じて受け継がれてきました。1960(昭和35)年10月15日と1965(昭和40)年9月24日の二度にわたり、野田宇太郎自身が三井高校に来校し、講演したことが記録として残っています。今回の企画にあわせてデザインしたポスターの写真は、1960(昭和35)年の三井高校来校時の貴重な写真です。

 

 松崎という故郷を同じくする野田宇太郎と三井高校です。卒業生・在校生にとって、これまでもこれからも大切な母校の校歌作詞者として、最も敬愛する詩人であることは永久に変わることはありません

 

 

 今回、野田宇太郎への敬意を表し、「宇太郎×三井高」と題して、101日から1031日まで、小郡市立図書館エントランスにて企画展を行いました。

 

 三井高校書道部は、野田宇太郎の詩を3篇選び作品に仕上げました。三井高校写真部は、野田宇太郎が当時撮影した三井高校周辺の写真をもとに、同じ構図で撮影を行い、作品にしました。芸術の授業で美術を選択した生徒は、野田宇太郎が愛した松崎の風景をスケッチし、水彩画に仕上げました。

 

 図書館への行き帰りに立ち止まってごらんになられる地域の方が多くいらっしゃり、学校としてもとても嬉しい企画となりました。立ち寄っていただいた方々に改めてお礼申し上げます。

 

 企画展の様子は「野田宇太郎文学資料館」のHPでも紹介されました。

 

 

 

 

 

10月26日(日)に第25回野田宇太郎生誕祭が、小郡市松崎の野田宇太郎「水鳥」詩碑の前で行われました。

 

式典の最後に、野田宇太郎作詞による歌の披露があり、地元、小郡市立立石小学校校歌の斉唱のあと、福岡県立三井高等学校校歌を本校生徒たちで合唱しました。

 

創立100周年を記念して合唱曲へ編曲していただいた素敵な曲で、生徒たちも練習を重ねてきた成果を充分発揮して、お聞きになった卒業生に大変喜んでいただきました。

 

 

三井高生の生誕祭での活躍の様子を野田宇太郎文学資料館のホームページで紹介していただきました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

創立100周年を記念して、地元在住の著名な作曲家でいらっしゃる坂田三和(さかた みわ)さんに三井高等学校校歌を混声3部合唱曲へ編曲をしていただきました。

 

坂田三和さんは全国的に活躍されていらっしゃる作曲家で、2009年 第76回NHK全国学校音楽コンクール 小学校の部 同声合唱組曲「てがみ」~手紙(同声3部合唱)(作詞:坂田江美 作曲:坂田三和)の作曲者でいらっしゃいます。

 

本校の創立100周年にぴったりの素敵な合唱曲に仕上げていただきました。

 

11月15日(土)に、地元筑後の合唱団の「合唱団tutti」(九州合唱コンクール福岡県予選で金賞を受賞されるなどご活躍)さんと「混声合唱団あさくら」(朝倉高校OB.OGで構成する合唱団)さんにレコーディングをお願いしました。

 

ピアノ伴奏は、小郡市在住のピアニスト宮田玲子さん。宮田さんは2000年九州交響楽団と共演され、2001年久留米市芸術奨励賞受賞された著名なピアニストです。

 

素晴らしい方々の競演で、感動的な合唱に仕上げていただきました。感謝申し上げます。

 

 

11月8日(土)の合同練習の様子を、「混声合唱団あさくら」さんがインターネット上にUPされています。

http://www.youtube.com/watch?v=5aux5Zxhh7w&feature=youtu.be

 

    

 

 

 

 

 

 

 

中国の江蘇省南京市にある第二十九中学と三井高校は、平成20年に友好学校関係の構築に向けた確認書を交わして生徒や職員の訪問や交流を重ねてきた南京市第四中学が統合された学校ということで、これまでの南京市第四中学と三井高校との友好の歩みをを引継いで交流を行っています。

 

本年度の8月に、三井高校後援会の方々と本校職員で南京市第二十九中学を訪問しました。熱烈に歓迎していただきました。ありがとうございました。

 

  

右)王承紅副校長

 

 

11月には、南京市第二十九中学から王承紅副校長と楊福群先生が三井高校創立100周年の記念式典へ御出席頂くために、来日されました。

 

式典前日の10月31日に歓迎式典を催し、本校の教育活動の紹介や特色ある教育課程の説明、施設建学などを行いました。予定していた時間を過ぎるほどの大変和やかな雰囲気で、より一層両校の友好関係が深まりました。

 

 

 

 

 

 

 

三井高等学校の創立100周年を記念して各界の著名な方々よりお祝いの色紙を頂きました。

 

 

 

小川洋福岡県知事、城戸秀明福岡県教育長からもお祝いの色紙を頂きました。

 

 

 

 

芸能界や角界、柔道界から多くの方々の色紙をいただきました。

九州場所の優勝で歴代最多優勝記録に並んだ横綱白鵬関から頂いた色紙もあります。

 

 

 

 本校卒業生の、福岡ソフトバンクホークス投手帆足和幸さん、レスリングで2度のオリンピックに出場した池松和彦さんの色紙も披露しました。 

 

色紙を寄せていただいた方々に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

創立百周年を機に、新しい校旗を田中十三一(たなか とみかず)同窓会名誉会長から寄贈していただきました。またあわせて同窓会から、体育館の校歌・校訓・国旗のプレートも更新していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

福田喜吉同窓会会長から、在校生に対して披露していただきました。

 

 


 

三井高校は、松崎城址に建ち、生徒たちは100年間変わらず学校前の桜馬場を通って通学してきました。桜馬場は江戸時代から桜の名所として有名で、春には桜のトンネルとなります。三井高校の校章は桜がデザインされたもので、三井高校と桜はとても関係が深いものです。

創立100周年にあたり、「公益財団法人 日本さくらの会」の「宝くじさくら寄贈事業」で、桜の若木100本を寄贈していただきました。

三井高校は地域とともに歩んでいる学校であります。本校敷地内のみならず、松崎区の桜馬場、上岩田区の大添ため池の堤に100本の植樹を行い、50年後100年後にも変わらず三井高校周辺に桜の花が咲き乱れる風景が広がってほしいという思いで、12月19日(金)に地域の方々とともに100本植樹しました。

 

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