オゴクエ(小郡クエスト)

三井高校では、週に1時間設定している「総合的な探究の時間」を活用して、「地域の課題を解決する探究活動」を行っています。

活動の目的

  • 自ら課題を見つけ、課題解決に向けて主体的に研究を進め、発表することによって、探究心や課題解決能力を培います。
  • 班別に研究を行い、班員と対話しながら協働で進めることでコミュニケーション能力を高め、豊かな人間性を養います。

活動概要

国立大学法人佐賀大学全学教育機構の教授五十嵐勉先生を講師に招き、地域が抱えている課題の分析やその解決手法について生徒にお話しいただくことで、今後の生徒の探究活動の充実を図る。

小郡市役所コミュニティ推進課を中心に協力を依頼し、地域にある課題を提起していただき、生徒が班単位で課題を検証し、解決案を検討し発表する。

班ごとに課題解決に向けた取り組みの状況等について、定期的に各関係担当課に報告を行い、助言をいただく。

オゴクエⅠ(1年生での活動)

小郡市買い物マップの作成

小郡市買い物マップの作成を通し、地域の課題の発見と解決の方策を考えることで問題解決能力を育成する。また、地域の中に多種多様な人々が生活していることに触れ、人権意識の向上を目指す。

活動の実際

  1. 問題点を明確にし、情報を収集する。(フィールドワーク、インタビュー、インターネットを活用)
  2. 収集した情報を整理・分析し、小郡市買い物マップを作成する。
  3. 気付きや発見、自分(班)の考えをスライドにまとめ、発表する。

活動の成果

小郡市PRプロジェクト

地域のPR活動を通して、グループの中で周囲と協力しつつ自身の役割を果たすことで自己有用感を高める。さらに、協調性を育成し今後の学校生活改善に繋げる。また、地域の多様な方々と関わることで、視野を広げ、自らの生き方を考える一助とする。

活動の実際

地域の方々や様々な店に対し、インタビュー等を行い、3分~5分程度の紹介動画を作成し発表する。

活動の成果

防災教室

小郡市と三井高校との包括連携協定に締結に基づき、防災教室を開催して、学校所在地の小郡市の特性を把握し安全安心な生活・学習環境の確保と近年頻発する自然災害に対する生徒自身の防災意識の高揚を目的とする。また、以降の「地域課題解決探究活動」につなげる。

活動の実際

  • 小郡市防災安全課職員の担当者から「小郡市の特性と防災体制」について講話をしていただく
  • グループワーク1「学校周辺で起こりえる災害のイメージ」について
  • グループワーク2「自分たちにできること」について

オゴクエⅡ(2年生)

地域課題解決探究活動